終演後ブログ二度目の登場です。

和枝さんと言えば看護師と、土佐弁です。

和枝さん自身は生粋の高知県民ではなく、7、8年前に移住してきています。役者の微妙な土佐弁に対するテコ入れ……ゲフンゲフン
病院勤務で地元の特にお年寄りなんかと密に接しているうちに言葉が移ってしまったのでしょう。
私、石井は山口出身なんで関東圏の方からは「似たようなもんでしょ」とか「実は山口弁喋ってたでしょ?」とか言われますが、違います。
例えば山口弁→土佐弁
~ちゃ→~ちや
~やけぇ→~やき
~しちょる(ちょう)→~しゆう、~しちゅう
ちょっと似ているところがくせ者でフリートークしてる宴会シーンで山口弁がでなくなるまで意外と時間がかかりました。
四国四県、香川・徳島・愛媛に知り合いおれど、何故か高知だけいないのでほぼ独学です。YouTubeなどでPR動画見まくったり、はちきんガールズというご当地アイドルの番組聞きまくったり……
地方舞台で方言キャラがいる脚本かいたら地域おこしになるんじゃないだろうか…と思いましたよ。

弘法大師像

ところで、パンフレットのクイズに「高知グッズはいくつ登場したか」とあったと思いますが、お分かりになりましたでしょうか?
まだ、答え発表されてないやがないが?というわけで、勝手に書いちゃいますが、
大体和枝さんが絡んでます。
①まちゆうきくんハンドタオル(高知龍馬空港のキャラ)
②龍馬Tシャツ(有楽町のアンテナショップで購入)

③宴会のシーンのお箸(高知家って焼き印入りです)

ちなみ皿鉢料理(さーちりょうり、さわちりょうり)とは元々はハレの日に神様も同席して食べる(直会といいます)特別な料理です。

番外として和枝さんのカツオ人間エプロンですね。元々カツオ人間好きで、自分でアップリケ作っちゃいました。

アンテナショップの方の「緩くないからゆるキャラじゃない」という言葉が印象的です。

あと個人的に推したかったのが中岡慎太郎さん。
近江屋の龍馬暗殺事件の際、一緒に襲われた人というとピンとくるかもしれませんが、この人長州が苦境に立たされてるとき一緒に戦ってくれてるんですよね~!!という県民感情もありますが、実は舞台となった室戸岬に、中岡慎太郎の像があるんです(写真奥)。

クジラと中岡慎太郎
中岡さんの後ろから恋人の聖地へと登っていけます。

恋人の聖地

ちなみに夫婦岩は星野リゾートに戻ってからさらに徳島県側になりますので、希晶さんたちは結局近場の恋人の聖地に行ったんでしょうね。

室戸灯台

作中唯一の方言キャラなので、土佐の魅力を伝えるのも我が役目と(勝手に)自負してる部分もありますが、是非、高知に、室戸に行ってみたいなぁと思っていただけたら和枝さんうれしいです。

というか、私も行きたい。