こんにちは‼︎
大森 煌役の、土屋 美穂です(*^0^*)

観に来ていただけた方、応援してくださった方、本当にありがとうございました!
何か、残るものはあったでしょうか…?

 

私はこの公演を通して、煌ちゃんからも、もらえたものが沢山ありました。
演技の技術的なことはもちろん、 センスオブワンダー、自然に気が向くことが増えて、心に余裕ができた気がします。
家族の愛、生きるということ(なんかクサくなってきた)。
自分の価値ってわからないですやっぱり。
でも、どうせおんなじ生きてるなら、悩むよりも生きてることに感謝して、思いっきり楽しんじゃえって改めて思いました!

 

 

私はもともと演技に不安があって、役になるというのがわからなくてアクティングスクールに通い始めたのですが、少しでも前に進みたいというか、良い経験になればと思って今回参加させていただきました。

 

DO、WANT・IMAGEはとっても苦戦しました…
いつものと違うー‼︎って思っていたんですが、それは単に、セリフを追っていたから、表面的にしか予習していなかったからだったんですきっと。
初めて流れでやるぞってんで、あ、ちゃんと間違えないようにしなきゃとか思っていたんでしょうね…

その場に生きること、相手を感じること、エネルギーを出すこと!
集中すべきはこういうことなのです。

 

BLOCKINGも大変でした…
セリフを喋らなきゃいけない…またもここで間違えたくない土屋が邪魔して;

はあ〜、もがいたなあ^^;
導いていただきました本当に…

 

できてない!って自分でわかるんです、でもどうしたらいいかわからない。
そこで、シーンを細切れにしてインプロ的にやってみると…
あ、今そこにいられたって感じるんです。
で、そういう時って楽しいんです。面白いですよねぇ。

 

 

煌ちゃんについても書いておこうかな…

私が演じた、大森 煌(おおもり ひかり)は
自立心がすごく強いから、1人でやりたい、ほっといてほしいって気持ちもあるんですが、煌ちゃんのそういう部分の元になったのが、両親の、家庭を犠牲にしても仕事を頑張る姿、なので、がんを患って弱気になっている母は見たくないというか、昔のママに戻って欲しい…

表と裏がいっぱいある子でしたね。
大人でいたいけど、子供っぽいところもあって。
きっと内側のほんとの根っこでは自分のことを見てほしい、愛してほしいってあると思うんです。
でも家族バラバラでもいい、仕事をするってそういうことだと(放置されてきたことを正当化する為にも)思っていたので、それを覆そうとするママには冷たくあたるし、優しくされると居心地悪くてキツく言ってしまったり。

 

身近なところで…
親とちょっと言い合いになって泣かせてしまったとき、イラッとして追いうちかけちゃう方挙手!
煌ちゃんの気持ちはこれに近いんじゃないかなって思っています。

 

煌ちゃんにとって梢ママは、目標、憧れでもあったと思います。

ママはガンなんかに負けないはず!
なのになんでそんなに弱気なの…?
こんなママ見たくない!
生きた価値って何? 私はあれで良かったのに、なんで後悔してるの…?

本当に1人になっちゃうのもすごく怖いんじゃないかなって…だから結婚もしたいし。

彼を紹介しなくちゃいけないけど、冷たくしてきた手前会いにきづらい…
番条さんからの手紙によると、半年ももたないんじゃないかって…
時間がないのよね;

そんな時、最上さんから電話がかかってきたんじゃないかなってことにしてますw

 

多分仕事場では相当できる子だと思うんです。
仕事人間の両親のもとで育ってきたので、それが正解だと思って一生懸命やるし。休日個人的に取材したりトレンド追っかけてそう…

面倒見もいいんじゃないかと思ってます。なんだかんだいってママが自分のこと愛してくれているのは感じているし、放置される寂しさはよく知ってるし。

 

 

 

そういえば今回は、舞台経験がほとんどなかったにもかかわらずあまり緊張しなかったんです。
不安がなかったからかなあって思っているんですが、どうなんでしょう?

外側も内側もわかってるし、もらう感覚与える感覚も知ってるはずだしって。
気にかけたのは、外に出せてるか、客席の方まで届いているかな、声が良いとこで鳴ってるかなってことくらい?

 

そだそだ、稽古中も本番中も、嗅覚かなり重要だなってびっくりしていました。
宴会のシーンとか、匂いを感じられると一気に入り込めるんです。見えてくるというか?

 

 

倉田さんの梢ママはすごいです、ほんとにママですもん。
あの声で「ひかり?」って呼ばれるイメージすると子供の頃のことぶわあって広がって。
本番中も、もらってばっかりでした^^;

 

 

うーん、書ききれていない感…。
でもこの辺にしておきます!
思いついたまま書いているので、読みにくくて申し訳ありません(._.;)

導いてもらったり、引っ張ってもらったり、押してもらったり、本当にありがとうございました。
この公演に関われて本当に良かったです、楽しかったー‼︎

 

(「意味わかんない」が高確率で口から出るのも煌ちゃんからもらったものです!
言葉って口に馴染むんですねえ、気をつけよう…。)